のみこんだ単語。
こんにちは、Kohakuです。
雨がふってきた京都です。びょしょぬれになりました。自転車に乗って出かけたときは降ってなかったのにぃぃぃ。
台風以降、ずっと家にこもっていたので、いや、仕事には出かけましたがそれはまた「おでかけ」とは違うから、少し足をのばして遠くのスーパーマーケットまで行ってきました。
ごめんなさい、京都っていう書き出しなのに、スーパーで。。。
日本各地で言えるんだと思うけれど、ほんとに外国からのお客様が多いです。特に商売をしてるわけではないのだけれど、おきゃくさま、と言ってしまうのはなぜでしょう。。。(笑)
今日行ってきたお店でも、たくさん見かけました。半額の値引きシールのついたお総菜などをカゴに入れて、ワインコーナーへ。最近どこへ行っても吸い寄せられちゃいます、ワインの棚。白ワインの3大品種、シャルドネ・リースリング・ソーヴィニヨン・ブランを順に飲み比べています。
いや、毎回は買わないよ。CHOYAの梅酒ミニにすることが多いかな。
ワインの話はさておき、そうそう、それで今日も舐めるように棚を見ていると、
"スミマセン、Do you speak English?"
と私、じゃなくて、商品の補充をしていたお兄さんが話しかけられています。
"Yes...I can speak...a little..."
結局、自信なさげに返事をした彼は
"No...sorry..."
と去っていきました。
じーっと聞いていて、なんかきっと出だしでつまずいちゃったのかな、とふと思ったんです。
"a little" って、最強の防御、ともいえる語句ですよね。話せなくってもごめんやで、っていう。たぶん、わたしもだけど、Do you speak English? ときかれると、Yes, a little. って反射的にでちゃうと思う。で、会話のしょっぱなから受け身体勢にはいるの。
今日、なんか突然、それって楽しくないぞ、と思ってしまった。
それで、売り場係のお兄さんが去った後、その外国からのお客様と目が合って、
"Do you speak..." と聞かれた時、(...English? といい終わるのも待たずに)
"Yes! I speak English!"
って答えてしまった。そう、a little 無しで。
すると、あらあら不思議。それこそ、身振り手振り、例えば梅酒の作り方を聞かれたら、手で瓶の形を表現しながら、
"This is liquor, err... or whiskey...Alcohol! And put plums and sugar in it"
(ここにリキュール、えっと、ウィスキーのこともあるかな、要はアルコールね。そこへ梅の実とお砂糖をいれる)
みたいな説明をしたんだけど、言葉がでるでる。まあ、文法とかめちゃくちゃだけど。
で、楽しいの ♪ 相手も楽しかった、はず。ハハ
それに早く気が付けばよかった。高校の時に英検の面接試験で落ちまくってコンプレックスをかかえていたあの頃の私に教えてあげたかった。
英会話は、英語じゃない、会話なんだって。(英語使うけど。。。)
海外旅行に出掛けなくったって、今、街にはチャンスがいっぱいころがってる。コミュニケーションのチャンスだよ。英語練習の相手じゃなくて。
だから、外国からのお客様とおしゃべりしたい、って思ってる人には、
"I speak English!" ってこたえることをおすすめするよ。a little はぜひ、のみこんで。
ぜんぜん、違うから。
楽しんで!(*´▽`*)