地球あじ。
フォトコンテス卜。
オシャレっぽい響きに、「試しに応募しよかな、なんだか面白そうじゃない? 写真?あるある!」って、ウキウキとスマホの写真フォルダーを開いて探した。でもイケてる感じなビーチのも、みんなをキュンとさせるような夜景のもなかった。
そう、
食べ物の写真ばっかり!
ヤッパリか。
今年の夏は資格試験にチャレンジしていたので、ほとんど日に当たることもなく過ぎていった。でも勉強道具持ち込みで強行した故郷への帰省は、大興奮! 安い、ウマイ、師崎漁港の朝市!地元の買い物客でいっぱい。
もろざき、と読む。名古屋の南、知多半島。ここの魚は、魚の味がする。鯵も鯵のあじ。なぜ?
You are what you eat. 「人は自分が食べたもので出来ている」魚の味はエサの味。
だから、口にする物には注意しないといけない。当たり前のことだけど、日常生活ではほぼ完璧に忘れちゃってる。
登録販売者(一般用医薬品)の資格試験。他府県からの受験者も多いが、その数は京都だけで1,800人を超えた。静かに伸び続ける業界。 市内でもドラッグストアの出店が目立つ。
そのトレンドとは逆流するのかもしれない。でも学べば学ぶほど、薬というものはなるべく飲まずにすませたいなと考えるようになった。
I'm what I eat, so I'm aspirin. Actually, I've been aspirin for years. 「摂取したもので私は構成されている。だから私はアスピリン。ここ何年も」
だったら笑えない。「私の血は葛根湯の味がする」だったらどう?
「私は アジの干物。時々 ワカメとかカマス、カワハギにもなる」
よっぽどこっちの方がステキかしら。
少なくとも、
I'm made of the earth. 「私は地球の一部」
だと胸を張って言えそうだ。だから来る秋には旬の幸をたらふく食べて、地球と同化しよう。
そんな、食いしん坊のひとりごと。