KOHAKUのブログ

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登録販売者に独学で合格するためのおすすめ書籍5冊

 

こんにちは。試験を終えた途端、風邪をひきまくっているkohakuです。

2017年の登録販売者試験も、残すところあと3ブロックになりました。受験を終えられたみなさん、お疲れさまでした。これからのみなさん、ラストスパートがんばってください。

 

私は近畿ブロック受験だったので、試験は全国でもっとも早い8月20日でした。モチベーションを保てたのは、StudyPlus という学習SNSで仲良くなったたくさんの学習仲間のおかげです。(ありがとう♡)

 

さて、今回の記事はこれからあたらしく学習を始める方向けに、おすすめの参考書を紹介してみます。

 

来年の受験(2018年)にむけて、厚生労働省の「試験作成に関する手引き」をダウンロードしたものの、そのボリュームに圧倒され、

 

「やっぱり通信教育とか受けなきゃ難しいの?」

と思っている方も多いと思います。

 

もちろん、丁寧な解説や疑問点を質問できるサービスを使うことができれば、それが一番かと思います。でも、予算が合わなかったりで、独学を選択せざるを得ない方も多いでしょう。

そこで、

私が実際に購入した登録販売者試験のおすすめ書籍を5冊紹介しようと思います。3月の末から学習を始めて、8月20日の試験まで約5か月間、毎日1時間(平均)で合格ラインに到達できました。(合格発表はまだですが、自己採点で9割得点)追記:合格しました!

 

(どれもネットのレビューを読み、書店で実物を確認したのち、ネットで購入しました)

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(出典 photoAC)

 

1.【完全攻略】医薬品「登録販売者試験」合格テキスト 第6版 「試験問題の作成に関する手引き」(平成28年3月正誤表反映版) 単行本 – 2016/6/3
藤澤節子 (著), キャリア教育プラザ (編集) 

 

ご存知の方も多いかと思いますが、厚労省の「手引き」は、はっきり言って文字がギュッと詰まっていて、読み通そうとはなかなか思えません。(受験勉強終盤には、通読をお勧めしますが)

この合格テキストは、手引きに忠実に見やすいレイアウトで作成されています。特に第3章の主な医薬品とその作用では、成分名と作用・副作用・注意点が表にまとめられているので、見落としが少ないです。

メモを書き込む余白も十分にあり、それもポイントが高い!そのおかげで別にまとめノートを作らなくても済みます。直前チェックもしやすいし、たっぷり書き込んだテキストは、自分だけの参考書・辞書にもなります。

 

ただ、持ち歩くにはちょっと重くかさばるので、私は章ごとにカッターナイフで切り離して使っていました。←ココ重要

 

2.カラー図解 人体解剖の基本がわかる事典 単行本 – 2012/2/1
竹内 修二 (監修) 

 

登録販売者試験は、第1章から第5章までカテゴリー別に問題が作成されます。中でも、第2章は人体の働きと医薬品についての知識が問われます。

中学・高校で習った理科の生物の授業の延長で、専門的な医学用語などはでてきません。それでも、ここを攻略するには、自分で図を描いて覚えることが必須だと思います。今ではインターネットを利用して、様々な画像を検索できます。心臓その他の内臓や耳や目などの器官のイラストです。ただすべての画像が自分にとって分かりやすいものではないし、毎回探すのも時間がかかります。

 

「人体解剖の基本がわかる事典」は、とてもきれいなイラストで、大きさも手ごろ。真似して描きやすく、描くのが苦手ならコピーしてテキストに貼り付けてもいいと思います。登録販売者試験のレベルには、必要十分な内容です。手元に置いて損はない1冊です。

 

3.らくらく完全攻略! 登録販売者試験 一問一答&要点整理 単行本 – 2016/5/7
團野 浩 (著)

 

〇✕形式で重要ポイントを確認できる問題集です。もちろん中身もすばらしいのですが、表紙がかわいい!表紙を飾るカプセルちゃん(勝手に命名)は、本文中にも要所要所で登場し、励ましてくれます。

使い方としてお勧めなのは、赤シートを使わずに通読することです。初めから解答・解説を隠して取り掛かると、挫折します。(私も一度、挫折しました)

テキストで学んだところの確認したり、苦手な部分を重点的に読んだりと、使い方を工夫すればとても役に立つ本です。コンパクトなので、カバンに忍ばせて隙間時間を使った学習にも最適。数多く触れれば、だんだんとカタカナばかりの成分名にも親しみが持てるようになってきます。くれぐれも覚えようとしないことです。

 

4.NHKきょうの健康 漢方薬事典 改訂版 単行本 – 2016/4/8
嶋田 豊 (監修), 「きょうの健康」番組制作班 (編集)

 

漢方処方製剤、生薬は登録販売者試験の中でも苦戦する人の多い分野です。とにかく、たくさんあって、ややこしい。効能がダブっているものもたくさんあるし、同じ症状でも体質によって合うものが違うからです。メインの学習はテキストと過去問で行い、この本で理解を深める、という使い方がベストだと思います。

なんといっても、読みやすく、分かりやすい。紙の質も色も、目に優しい。証と症状からぴったりのものを選べる工夫がされているので、試験のためだけでなく、日常的に漢方処方製剤を選ぶ参考にもなる1冊です。奥が深い分野だし、知れば知るほど面白くなってくるので、知らないうちに試験範囲から脱線しないようにしてくださいね。

 

5.平成29年版 全国登録販売者試験過去問正解 単行本(ソフトカバー) – 2017/1/30
ドーモ (編集)

 

合格のための必勝アイテムです!登録販売者試験は全国を10のブロックに分け、それぞれ独自に問題が作成されます。ブロックごとに傾向があるわけです。ただ、今回2017年の近畿ブロックの問題のように、急に傾向が変わる場合もあります。そんな時、この過去問題集で全国で出題される様々なタイプの問題に慣れておくと、慌てないで済みます。

何度も繰り返し解きます。一回解いた答知ってるし、無駄じゃないの? いえいえそんなことはありません。何度やっても間違える問題はあるものです。それに、正答を選ぶのにかかる時間を短くすることができます。テキストでどうしても覚えきれない部分は、いっそのこと過去問を何度も解いていく方が効率が良いかもしれません。少なくとも3回、できれば5回、やるのがおすすめです。

 

まとめ

 

 

人によって使いやすいものは違うと思います。いいなと思ったら、なるべく書店で実物を確認し、ネットで購入すると少しでも安く手に入れることができます。手引きは何度か改定されているので、それを反映している書籍を選ぶことが重要です。

今回は、独学のためのおすすめ書籍を、実際に私が購入し、使用したものからご紹介しました。

参考にしていただければ幸いです。